六月一日に石狩市新港中央一にオープンした石狩美術館の入場者数が、六カ月半で約一万二千人となった。予想をやや下回り、同美術館は「来年はPRに力を入れ、今年以上に来場者を増やしたい」と話している。
石狩美術館は、工業薬品販売やホテル経営などの七生総業(神奈川県相模原市)が開設した。建物は、石狩湾新港の工業用地を分譲する石狩開発の旧本社ビルを利用。小松耀社長が趣味で収集したフランスのガラス工芸家エミール・ガレ(一八四六-一九○四年)や同じくフランスの画家ルイ・イカール(一八八八-一九五○年)の作品など約千百点を収蔵している。
工業団地内に美術館ができるのは珍しく、全国的にも注目された。月別の入場者数は最多の七月が二千百四十二人で、最少は八月の千五百九十二人。十二月は十七日までで八百四十人となっている。
同美術館は「美術館のある場所が石狩湾新港地域と聞いて、札幌からかなり離れた場所にあると思い込む道外客が多い。来年は札幌市内のホテルとも連携し、美術館のPRや送迎サービスに力を入れたい」と話している。
(北海道新聞より引用)
2007年12月28日金曜日
2007年12月22日土曜日
ケーキの主役 おとめ完熟 豊浦でイチゴ収穫盛ん
道内一のイチゴ生産地、胆振管内豊浦町で、クリスマスケーキ用イチゴの収穫作業が本格化している。
栽培ハウスを暖める燃料の価格高騰に悩みながらも、「完熟のおいしさを食卓に届けたい」と奮闘中だ。
ハウス二十二棟(二・二ヘクタール)を擁する同町桜のイチゴ生産団地「果夢里(かむり)」は、札幌の菓子店などに毎日百八十キロを出荷している。
今年は灯油価格が高騰。冬場に業者に支払う代金は「昨年より三百万-四百万円高く、二千万円を超えそう」(久保盛雄社長)だが、イチゴの卸値は昨年より百円高い一キロ千五百円程度にとどめた。
実のできばえは「酸味と甘みのバランスが良い」(久保社長)と上々。従業員の女性らが、真っ赤に染まった実を傷つけないよう丁寧につみ取る作業に忙しい。収穫は来年七月まで続く。
(北海度柚新聞より引用)
栽培ハウスを暖める燃料の価格高騰に悩みながらも、「完熟のおいしさを食卓に届けたい」と奮闘中だ。
ハウス二十二棟(二・二ヘクタール)を擁する同町桜のイチゴ生産団地「果夢里(かむり)」は、札幌の菓子店などに毎日百八十キロを出荷している。
今年は灯油価格が高騰。冬場に業者に支払う代金は「昨年より三百万-四百万円高く、二千万円を超えそう」(久保盛雄社長)だが、イチゴの卸値は昨年より百円高い一キロ千五百円程度にとどめた。
実のできばえは「酸味と甘みのバランスが良い」(久保社長)と上々。従業員の女性らが、真っ赤に染まった実を傷つけないよう丁寧につみ取る作業に忙しい。収穫は来年七月まで続く。
(北海度柚新聞より引用)
2007年12月16日日曜日
視覚障害・七飯の小沢さん 第2の自立へ 喫茶店を開店
視覚障害をもつ町本町一の小沢浩伸さん(46)がこのほど、自宅から二百メートルほど離れた住宅街に喫茶店「くつろ木」をオープンさせた。二十年近く家族と営んだ弁当店を昨年閉め、自立を目指して踏み出した二度目の起業。大好きなコーヒーを一から勉強して味を追求した。店名のとおり「人の輪をつなぎ、くつろげる空間を提供したい」と意欲を燃やしている。
小沢さんは、先天性白内障を患い生後九カ月で両目の手術を受けた。視力は眼鏡をかけても左が○・一、右は色彩などがぼんやり分かる程度。距離感やバランス感覚が狂いがちで、新聞や本を読むにはルーペが手放せない。
それでも函館盲学校、札幌の道高等盲学校を経て、函館短大などで栄養士と調理師の資格を取得。目の不自由な仲間たちが針灸(しんきゅう)師などの道に進む中、料理の世界で就職を目指したが、夢はかなわなかった。
二十六歳のとき、家族と弁当店を始めた。厨房(ちゅうぼう)で十九年間、調理の腕を振るったが、両親が七十代の高齢となり、他社との競合も厳しくなったため昨年末で店をたたんだ。二度目の起業は「喫茶店なら家族に頼らず自立が目指せる。やってみよう」と決心した。
コーヒーが好きで四十年近く飲んでいたが、入れ方の知識や接客は素人。今年六月、勉強のため、障害者を受け入れている函館市の喫茶店「珈琲物語」(桔梗五)の門をたたいた。
店主は、偶然にも函館盲学校時代の恩師、中川カヅ子さん(64)。ほぼ三十年ぶりの再会だった。九月まで特別研修を受け、コーヒー豆の種類や特徴を覚え、ひき方、入れ方、接客の基本を何度も練習した。中川さんは「一生懸命に頑張る姿は昔のまま」と小沢さんの成長を見守り、十月三十日の「くつろ木」開店に導いた。
計十七席の明るい店内には、コーヒーの香りが漂う。メニューにある四種類のコーヒーの中で、人気は四百円の「くつろ木ブレンド」。「酸味と苦みがバランス良く、飲みやすい。この味を自分の店で出したかった」。うどんとカレーも出す。住宅地の中の隠れ家的存在だが、所属する地元の混声合唱団の会員や、なじみの俳句会のお年寄りが心配し、常連になってくれた。
小沢さんは「人のつながりがこの世のすべて。大切な人をおいしいコーヒーでもてなしたい」と話している。休みは日曜と第二、第四月曜。問い合わせは(電)0138・64・1136へ。
(北海道新聞より引用)
小沢さんは、先天性白内障を患い生後九カ月で両目の手術を受けた。視力は眼鏡をかけても左が○・一、右は色彩などがぼんやり分かる程度。距離感やバランス感覚が狂いがちで、新聞や本を読むにはルーペが手放せない。
それでも函館盲学校、札幌の道高等盲学校を経て、函館短大などで栄養士と調理師の資格を取得。目の不自由な仲間たちが針灸(しんきゅう)師などの道に進む中、料理の世界で就職を目指したが、夢はかなわなかった。
二十六歳のとき、家族と弁当店を始めた。厨房(ちゅうぼう)で十九年間、調理の腕を振るったが、両親が七十代の高齢となり、他社との競合も厳しくなったため昨年末で店をたたんだ。二度目の起業は「喫茶店なら家族に頼らず自立が目指せる。やってみよう」と決心した。
コーヒーが好きで四十年近く飲んでいたが、入れ方の知識や接客は素人。今年六月、勉強のため、障害者を受け入れている函館市の喫茶店「珈琲物語」(桔梗五)の門をたたいた。
店主は、偶然にも函館盲学校時代の恩師、中川カヅ子さん(64)。ほぼ三十年ぶりの再会だった。九月まで特別研修を受け、コーヒー豆の種類や特徴を覚え、ひき方、入れ方、接客の基本を何度も練習した。中川さんは「一生懸命に頑張る姿は昔のまま」と小沢さんの成長を見守り、十月三十日の「くつろ木」開店に導いた。
計十七席の明るい店内には、コーヒーの香りが漂う。メニューにある四種類のコーヒーの中で、人気は四百円の「くつろ木ブレンド」。「酸味と苦みがバランス良く、飲みやすい。この味を自分の店で出したかった」。うどんとカレーも出す。住宅地の中の隠れ家的存在だが、所属する地元の混声合唱団の会員や、なじみの俳句会のお年寄りが心配し、常連になってくれた。
小沢さんは「人のつながりがこの世のすべて。大切な人をおいしいコーヒーでもてなしたい」と話している。休みは日曜と第二、第四月曜。問い合わせは(電)0138・64・1136へ。
(北海道新聞より引用)
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