2008年1月31日木曜日

病状10カ月確認せず 介護タクシー不正 滝川市検証委、対応の不備認める

介護タクシー料金不正受給問題に関する滝川市の内部検証委は二十九日、市の対応を検証する中間報告書をまとめた。「(実務を担当した)市福祉事務所の職務執行に違法性は問えない」とする一方で、「問題ケースとして認識・対応する体制が取られたか疑問」などと不備を認め、再発防止に向け組織的な対応を求めた。
 報告書は札幌への通院名目で滝川市から約二億四千万円を受給した夫婦への支給記録や、担当職員への聞き取り調査を元にまとめた。介護タクシー利用は医師の診断や道の事務監査に基づいたことや、タクシー利用を証明する会社そのものが受給者と共謀した点を踏まえ「支給はやむを得えず、犯罪を見抜くのは困難だった」と結論づけ、福祉事務所の職務の違法性を否定した。
 ただ「医師の診断や道の監査を尊重するあまり、市民感覚から離れた支給が行われた」と、対応姿勢を疑問視。事務処理などの問題点として《1》支給期間中、主治医への病状確認が十カ月空いた《2》滝川市に先立ち、夫婦に約四十万円を支給した実績のある札幌市に対し、支給状況を詳細に確認していなかった《3》滝川市内の業者など複数の見積もりをとらなかった-など、十二項目を指摘した。
 その上で再発防止策として、「問題のある受給者に対しては、担当者間で十分な引き継ぎをするなど、福祉事務所として組織的に対応すること」を求めた。
 滝川市では中間報告書とは別に、週内にも福祉事務所が独自の検証結果をまとめ、道と厚生労働省に報告する。一方、同市は三十日に、学識経験者や弁護士、市議会議員OBら八人で構成する第三者委員会を設置。中間報告を元に議論を進め、三月中をめどに最終報告をまとめる方針だ。

(北海道新聞より引用)

2008年1月25日金曜日

道内交通網大幅な乱れ 暴風雪今季一番

猛烈に発達した低気圧が日本海側から太平洋側へ通過した影響で、道内は二十四日、道央地方と太平洋側を中心に今季一番の暴風雪となった。列車五十二本が運休、空の便の欠航は新千歳空港発着が六十八便、丘珠空港は滑走路の全面閉鎖で三十六便と交通網が大きく乱れた。室蘭の風力発電施設では風車の羽根が落下、道内で休校や停電が相次いだ。荒天は二十五日以降、オホーツク海側や日本海側に移る見通しで、札幌管区気象台は警戒を呼びかけている。
 同気象台によると、二十三日の降り始めから二十四日午後九時までの降雪量は十勝管内中札内村が道内最多で四七センチ、広尾四五センチ、札幌二九センチ。風も強く室蘭で最大瞬間風速二三メートルを記録した。
 室蘭市の風力発電施設(同市祝津町)では、二十四日午前九時ごろ、風車の羽根三枚のうち一枚(長さ約二十七メートル、重さ約四トン)が根元から折れ、地上に落下しているのが見つかった。
 交通網も乱れ、JR北海道の特急十六本、普通三十六本の計五十二本が運休、四千七百五十人に影響が出た。新千歳空港発着便は全体の35%に当たる六十八便が欠航し一万六千人以上に影響。丘珠空港は滑走路が終日閉鎖し三十六便が欠航、道内便中心に空の足が奪われた。
 道内発着フェリーは稚内-利尻・礼文の六便など十八便が欠航した。道警交通管制センターによると、道路の通行止めは同日午後九時現在、道道豊富中頓別線など六路線六区間。
 一方、道教委によると室蘭市立の全小中校三十校など渡島、桧山、胆振管内で百七十校が休校。停電は一時約千三百世帯に及んだ。郵便事業会社道支社によると室蘭、苫小牧支店のエリアの一部で配達ができなかった。
 同気象台によると、道央地方と太平洋側の荒天は峠を越したが、別の太平洋沖の低気圧が発達し、二十五日朝からオホーツク側で荒れ模様となり、二十六日からは日本海側でも大雪の見込みだ。

(北海道新聞より引用)

2008年1月19日土曜日

道内で週末から冬まつり本番 雪氷像、目立つ「環境」 原油高で規模縮小も

道内各地で今週末から冬まつりが本番を迎える。七月の北海道洞爺湖サミットにちなんだ雪氷像が目立つのがこの冬の特徴だ。新たなまつりもあり、冬の楽しみ方がさらに多彩になりそうだが、折からの原油高騰の影響で、まつりを縮小する動きも一部で出ている。
 層雲峡氷瀑(ひょうばく)まつり会場の上川管内上川町層雲峡温泉では十七日夜、照明の試験点灯が行われた。氷像群が青、緑などの光線に照らされ幻想的な姿を浮かび上がらせた。
 今年、目立つのがサミットの最重要課題「環境」にちなむ作品だ。さっぽろ雪まつり大通会場には、子どもが地球を優しく抱く大雪像など環境をテーマとする雪氷像が三基登場。旭川冬まつりのメーン雪像は環境保護を訴える「環境船テラ」。もんべつ流氷まつりには、氷でできた高さ九・五メートルのサミットメーン会場「ザ・ウィンザーホテル洞爺」が出現する。
 新しいイベントも登場。胆振管内厚真町では、あつま国際雪上三本引きが初めて開かれる。十人一組の二チームが号砲と共に雪原に置かれた三本の綱を引き、二本を引き込めば勝ち。企画した同町商工会は「駆け引きが醍醐味(だいごみ)。国際的なイベントに育てたい」という。
 同管内白老町のバーベキューオンアイスインしらおいは、さっぽろ雪まつり期間中に合わせて初開催。往復バス代、ワカサギ釣り、温泉、食事などがセットになったお得チケット(三千五百円から)を札幌などのコンビニで販売する。
 渡島管内七飯町の大沼函館雪と氷の祭典では、作家の新井満さんが大沼の別荘でつくったヒット曲「千の風になって」の歌碑のモデルを氷雪で製作。町の財政難で昨年で終わるはずだった渡島管内八雲町の八雲さむいべや祭りでは、昨年、最後のつもりで作ったという長さ日本一の百メートルの氷の滑り台が大好評で、今年も継続する。
 原油高の影響を受けたのは空知の二イベント。たきかわ冬まつり(滝川市)は、雪の輸送にかかる燃料代が予想以上に膨らむと判断、雪像一基とかまくらの製作を取りやめ、滑り台一基のみに。砂川冬のフェスティバル(砂川市)は雪像からイルミネーション主体のイベントに衣替えし、燃料代高騰の影響を受けない内容とした。

(北海道新聞より引用)

2008年1月16日水曜日

道内景気 2回連続下方修正 日銀報告、全国は初の「下方」

日銀は十五日、全国支店長会議の後に、全国九地域の景気を分析した地域経済報告(さくらリポート)を発表した。地域全体の総括判断は「緩やかな拡大基調」とし、昨年十月の前回リポートに「基調」という断定を避ける表現を加える形で下方修正した。同判断の下方修正はリポートの公表を始めた二○○五年四月以降で初めて。北海道の景気の総括判断は、前回の「横ばい圏内の動きとなっている」から「やや弱めの動きとなっている」と二回続けて下方修正した。
 地域別では、北海道に加え東北、北陸、関東甲信越の四地域は前回に比べ下方修正、残る五地域は据え置いた。ただ、北海道以外の八地域は景気拡大か回復傾向にあるとしており、後退感が打ち出された北海道との景況格差が広がった形だ。
 北海道の下方修正の要因としては《1》原油などの高騰が企業の収益を圧迫し、家計の灯油支出増をもたらしている《2》企業が人件費を抑えようという姿勢が強く、賃金の伸びが鈍い-などを挙げた。
 支店長会議後に記者会見した上野正彦札幌支店長は「落ち込みの続く公共投資への依存度が高いことが他地域との差になっている」と分析。「道内では札幌や苫小牧など一部地域とそれ以外の地域との経済格差もさらに拡大している」と指摘した。

(北海道新聞より引用)

2008年1月11日金曜日

札幌VS山瀬功 3・15ホーム開幕戦でいきなり横浜M戦

山瀬と初対決! 札幌の今季ホーム開幕戦が3月15日、札幌ドームで横浜F・マリノスと対戦することが8日、分かった。元札幌で、現日本代表に上り詰めたMF山瀬功治(26、北海高―札幌―浦和―横浜M)とは公式戦初対決となる。J1復帰2戦目でいきなり、サポーター注目の、そして負けられない一戦となりそうだ。 山瀬VS札幌という、ありそうでなかった夢対決がドーム開幕戦で実現する。「ホーム開幕戦はマリノスが相手。山瀬も出てくれば、観客動員も見込める」と関係者は明かした。  山瀬功は00年に北海高から札幌に加入。10節の湘南戦で初出場初ゴールがVゴールとなる快挙を達成するなど、J1昇格に貢献。01年には24試合出場3得点の活躍でJリーグ新人王に選ばれた。02年も14試合4得点と活躍したものの右ひざ前十字じん帯断裂で途中離脱した。札幌ではリーグ通算52試合9得点の記録を残し、翌03年に浦和に移籍した。  05年からは当時、岡田武史監督率いた横浜Mに移籍。持病のヘルニアも克服し、今季は32試合で自己最多11ゴールを挙げた。08年も岡田監督率いる日本代表にも名を連ね、今が選手として最も脂の乗っている時期。そのプロとしての土台は札幌で作り上げられたことは、まぎれもない事実だ。  山瀬功自身もリーグ戦では札幌ドーム初凱旋。山瀬功が札幌を退団した03年以降、札幌はJ2の長き苦闘ロードの真っただ中。両者との対戦など夢のまた夢だった。今季は6年ぶりのJ1復帰。さらに横浜Mには弟の山瀬幸宏(23、SSS出身)も所属する。札幌は山瀬兄弟つぶしという“道産子退治”も担うことになる。  サポーターにとっても、山瀬功の凱旋はうれしいに違いない。しかし、結果として“踏み台”にされた札幌としては意地でも負けられないし、抑えなければならない最重要危険人物だ。山瀬功率いる横浜Mが力の差を見せつけるか、それとも山瀬功を悔しがらせるサプライズを札幌が起こすか。“ドーム夢対決”は火花散る熱闘となる。

(北海道新聞より引用)

2008年1月2日水曜日

後援会が900万円寄付

コンサドーレ札幌北海道後援会(堀達也会長)が28日、札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)に900万円を寄付した。

(北海道新聞より引用)