猛烈に発達した低気圧が日本海側から太平洋側へ通過した影響で、道内は二十四日、道央地方と太平洋側を中心に今季一番の暴風雪となった。列車五十二本が運休、空の便の欠航は新千歳空港発着が六十八便、丘珠空港は滑走路の全面閉鎖で三十六便と交通網が大きく乱れた。室蘭の風力発電施設では風車の羽根が落下、道内で休校や停電が相次いだ。荒天は二十五日以降、オホーツク海側や日本海側に移る見通しで、札幌管区気象台は警戒を呼びかけている。
同気象台によると、二十三日の降り始めから二十四日午後九時までの降雪量は十勝管内中札内村が道内最多で四七センチ、広尾四五センチ、札幌二九センチ。風も強く室蘭で最大瞬間風速二三メートルを記録した。
室蘭市の風力発電施設(同市祝津町)では、二十四日午前九時ごろ、風車の羽根三枚のうち一枚(長さ約二十七メートル、重さ約四トン)が根元から折れ、地上に落下しているのが見つかった。
交通網も乱れ、JR北海道の特急十六本、普通三十六本の計五十二本が運休、四千七百五十人に影響が出た。新千歳空港発着便は全体の35%に当たる六十八便が欠航し一万六千人以上に影響。丘珠空港は滑走路が終日閉鎖し三十六便が欠航、道内便中心に空の足が奪われた。
道内発着フェリーは稚内-利尻・礼文の六便など十八便が欠航した。道警交通管制センターによると、道路の通行止めは同日午後九時現在、道道豊富中頓別線など六路線六区間。
一方、道教委によると室蘭市立の全小中校三十校など渡島、桧山、胆振管内で百七十校が休校。停電は一時約千三百世帯に及んだ。郵便事業会社道支社によると室蘭、苫小牧支店のエリアの一部で配達ができなかった。
同気象台によると、道央地方と太平洋側の荒天は峠を越したが、別の太平洋沖の低気圧が発達し、二十五日朝からオホーツク側で荒れ模様となり、二十六日からは日本海側でも大雪の見込みだ。
(北海道新聞より引用)
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